MILLENNIA

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社員メッセージ

ホームケア光が丘

大塚 恭仁子

医療事務から訪問看護師の道へ

私は、医療事務として病院に2年勤務した後に、社会人コースで看護師の資格を取得しました。大学病院に就職し、脳神経内科や形成外科、特別病棟などで10年ほど勤めたところで第1子、第2子を出産。その後、両立が難しくなり退職しました。3人目の出産の前後に、人材紹介会社に復職を相談しミレニアを紹介されました。訪問看護ということはあまり意識せずに、勤務時間や日数について配慮して頂ける為、保育園の送り迎えや、子供の習い事も無理なく続けられそうでしたので、働くことを決めました。

現在の仕事

現在のステーションは団地の近くにあり、お子さんの患者様も多い地域です。自分も母親ではありますが、小児科の経験は無かったので最初は不安もありましたが、少しずつ覚えてきました。訪問先は1日に5~6件。担当制ではないので、続けて同じご家庭に訪問する訳ではありません。患者様の情報はすべてiPadで共有しています。これまでの記録を確認してケア表を見ながら情報収集します。分からないことはスタッフに確認したり、月1回のカンファレンスで情報共有するほか、変更点や特に見てほしいことなどはメールで回覧します。

訪問看護師としての今後

病院勤務の看護師には、もう戻れないと思います。患者様一人一人の生活に入り込んでいるということもありますし、病院勤務の頃に比べて時間に少し余裕もでき、子育てとの両立ができるのも魅力です。また、スタッフ同士の連携がモチベーションになっています。「こんな症状があるからこうしていこう」など、写真を見ながらスタッフ同士で意見を交換するなど、認定看護師や医師の指示通りに行動していた病院とは異なります。年齢も違う様々な経験を持った人たちの意見を聞いて意思決定していけることにやりがいを感じています。

訪問看護師としての経験はまだまだですが、ご家庭の中でどうすれば、より良く過ごしていただけるのか、ということを少しずつ考えられるようになってきました。短い訪問時間の中でアセスメントを実施し、苦痛ができるだけ少ないように自宅で終末期を迎えたいという方のケアはもちろん、患者様を支える家族の話を聞く時間を持つことは、在宅だからこそできることだと思います。